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マラソンや登山など趣味で挑戦したことを紹介します😖

#読書備忘録⑭

⑭全米記憶力チャンピオンが明かすどんなことも記憶できる技術 🇺🇸🗽(ネルソン・デリスさん)

 

タイトルからして凄い本でなかなかに分厚い書物でしたが記憶力を高めたい自分としてははずせない本。読破にチャレンジしました。読むの大変だった〜(;´∀`)。出来るだけ多く伝えたいですが内容が多岐にわたるので要だと感じた部分をシェアしたいと思います!!

 

ではいってみましょう!

 

著者によると記憶術には基本の3ステップがあるそうです。まずステップ1は見る!!僕は最初見たとき、何を言っている意味がわからないと思いました。見るなんて皆しているじゃないか、それが記憶力を高める最初のステップだなんて🫠!と

 

しかし著者が言わんとする「見る」とは集中力を注いで覚えたいものを見ることとのこと。多くの人は見ているつもりなのだそうです😰。誘惑の多い現代社会では集中してしっかり見ることが難しいそう。なんか心当たりがあるぞ🥵! 

 

脳が得意としているのは見ることができる情報。

逆に脳が苦手なのは数字や文字といった抽象的概念だそう。こうしたものを覚えるには見ることのできるイメージに加工して覚えやすくすると、いいそうです。確かに漢字の成り立ちとかイラストで覚えたな〜。釣り上げた魚を食べやすいように切り分ける加工のステップだと理解したぞ!

 

 

ステップ2はつなぐ。見るのステップで思い描いたイメージと自分がよく知っているものと関連づけることです。教えるのが上手い先生が生徒がすでに知っているものをたとえに用いながら説明するように理解しやすくする。消化、吸収しやすいように調理するイメージだね!

 

ステップ3はくっつける。記憶力を定着させるため最後に隠し味を入れるステップだ。出来上がったイメージに筋書きを加えて脳に定着させる。

 

ポイントは3つ。まずは五感のフル活用。視覚以外の4つの知覚を出来上がったイメージに加えて生き生きとしたシーンをつくる。つぎは奇想天外な設定。五感をフル活用して追加した知覚情報を可能なかぎり奇妙で大げさなものにして脳を揺り起こすような強いインパクトを与えて感情的な反応を呼びおこす。最後は動きの要素だ。何らかの動きや行動を加え鮮明なイメージにする。

 

記憶術の秘訣は自分の記憶力を信じること!忘れてしまっても記憶力のせいにしないこと!とにかく楽しむこと!の3つだ😄。忘れた原因は集中力を注いでいなかったか、見る→つなぐ→くっつけるのプロセスが不十分弱かったかのいずれかだ。不備を洗い出したらイメージをさらに鮮やかに強烈にセクシーに奇妙にしよう。イメージをもっと早く、もっと匂い立たせてそこにもっと手足を加えるんだ!

 

具体的な記憶術を一部紹介すると

 

自分の中にしっかりと定着している情報に新たな情報をつないだり固定したり結びつけて覚える方法が関連づけ法。

 

連結結合法は情報を数珠つなぎに関連づけていくことで1本の強力な鎖をつくって覚える方法。連想ゲームのようにイメージをつくりストーリーでまとめる。

 

ペグ法はあらかじめ覚えてある固定した別のリストに並んだイメージ「ペグ(かけ釘)」に記憶したいものをかけて覚える方法。一例をあげると身体ペグリストがあげられます。①頭のてっぺん②耳③目④鼻⑤口⑥あご⑦脇⑧へそ⑨ひざ➉足のように1〜10までの取っ掛かりとなるかけ釘を覚え覚えたい10のことをイメージとして見てそのイメージとカラダの部位を結びつけ自由なイマジネーションで物語をつくり覚えるわけです。

 

ジャーニー法は記憶の宮殿ともいわれ、かけ釘ではなく慣れ親しんだ場所のルート上にある複数のポイント地点のアイテムを記憶したいものとつなげることで印象にのこる物語をつくり覚えます。マラソン大会のルートのエイドステーションみたいなものでしょう!!長期的に情報を保持したい場合は復習が大切で翌日、一週間後、二週間後、1ヶ月後というように忘却曲線のタイミング(人間がある物事を忘れるとされるタイミング)でリマインダーを設定するといいそうです。

 

また頭を良くする習慣として5つの習慣が紹介されていました。

 

①身体的トレーニン

有酸素運動は海馬を肥大させる

運動は空間記憶と認知機能を高める

妊娠時の運動は子供の記憶力を高める

 

②食事

・藻由来のサプリメント(DHA1日あたり900mg摂取)で認知機能が向上

・抗酸化物質を含む食品(ベリー類やピーカンナッツ、アザミインゲン豆)は脳を酸化損傷から守る働きがある

・よく食べ悪い食品はさけること

 

③睡眠

記憶力にとって大切な要素

徹夜は記憶力を40%下げる

パワーナップ(短い睡眠)を併用するとよい

7時間睡眠

 

④社会的交流

社会的交流は生活の質、心身の健康に寄与する

話すことで行動や思考の基準となる枠が広がるので脳にも良い

 

⑤脳のトレーニン

日常的に脳にチャレンジを課す

意欲と熱心さ、自分の記憶力を信じることが大切

 

こんな感じの本です。もっと記憶術が知りたいなと思ったら本書を読んでみて下さい。それ自体があなたの脳に課す新たなチャレンジになるかもしれません。

 

僕は記憶術を調べる過程でメモリーリーグなるものを知り登録チャレンジしてみることにしました。簡単な記憶テストが楽しめるサイトです。日本語にも翻訳できます。

 

新しい本との出会いがあなたの潜在能力を呼び覚ます一助となることを願って周りが評価しようがしまいが自分の好きな気持ちを信じてこれからも読書を続けます。バイバイ👋