マイケルジャクソンが愛読していた本であり、全世界で4000万部が売れているベストセラー。
主人公のかもめ、ジョナサンは飛ぶことが大好きで食事をするのも忘れて飛行の探求に打ち込み骨と羽根だけの姿になりあきれた母から注意されます。それに対し彼は「自分が空で出来ることは何で、出来ないことは何かを知りたいのだ」と答え高速飛行を探求するために危険な練習を重ねます
それらの奇行を見とがめられたジョナサンは変わり者扱いされ群れの評議集会に呼び出され長老から無責任とされかもめはただエサを食べ長生きするために生まれてきたのだと言い渡される。
そこで彼は生きることの意味や高い目的を発見するかもめこそ責任感があるのだと仲間たちに伝えようとするが、ついに社会から追放される。一羽になっても訓練をやめない彼のもとに光り輝くかもめが現れより高次の世界へと導いてゆく。
以下に印象に残ったかもめの台詞を紹介します
★ジョナサン:「うかがいたいんですが今の生活のあとには何がおこるのでしょうか?そして私達はどこへ行くのでしょう?そもそも天国などというものは本当はどこにもないんじゃありませんか?」
チャン:「その通りだジョナサン。そんな所などありはせぬ。天国とは場所ではない。時間でもない。天国とはすはわち完全なる境地のことなのだから」
★瞬間移動の秘訣はジョナサン自身が自分のことを限られた能力しかもたぬ肉体に閉じ込められた憐れな存在だと考えるのをやめることにあった
チャン:「まず、自分はすでにもうそこに到達しているのだということを知ることからはじめなければならぬ。」
「正しい掟というのは自由へ導いてくれるものだけだ。それ以外にはない。」
「限界、常にそれが問題点である。君たち自身の限界について議論せよ。そうすれば君たちは限界そのものを手に入れることができる」
「俺は完全なかもめ。無限の可能性をもったかもめとしてここにある!」