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マラソンや登山など趣味で挑戦したことを紹介します😖

#読書備忘録③

お題「今、チャレンジしていること。」

③変わりゆく高校野球 新時代を勝ち抜く名将たち (大利実さん)

 

 

 

甲子園出場⚾という東大合格よりも狭き門をくぐらんとする名将たちがどのように球児たちと向き合い育てているのか、その一端を知れる良書。

 

心技体の何を重視するかという正解のない設問に対して「心考技体」をあげ「どうなりたい?」「何が足りない?」「どうしたらうまくいくと思う?」と質問攻めをして考えていることをノートに書かせ「上手く行かない時でも捨てられない自分を作り上げろ」と指導するのは東海大相模の門馬監督。座右の銘は「一日一生、未来に向かって」今日という1日を未来へ続く一歩とするという意味だ

 

秀岳館を率いる鍛冶舎監督は数字にこだわりベンチプレス、アッパーバック、ショルダープレス、背筋力、レッグカール、レッグエクステンション、スクワット、握力を測定しレーダーチャートを作成。1年間に3回実施し3年間かけて円を大きくしていこうと話し、平行して食トレも行い1食に何グラム食べたかノートに書かせフリーバッティングではヒット性の当たりが何本出たか記入

 

球種の得意不得意をあぶり出し相手ピッチャーのタイプに合わせて起用するバッターを決めるようにしたり、

 

良いことを積み上げていく「良いノート」を書かせる。このノートには反省は書かない。調子が良ければすぐにバッティングフォームを撮ってもらい記録する。大会前にこのノートを見れば良い感覚で試合に臨める。

 

また、相手チームに4割打っている強打者がいても「6割も凡退してるぞ」と打ち取られた映像だけを集めたビデオを見せるとバッテリーは

いい印象をもって戦える。甲子園は日常を移す鏡。魔物はいない。積み上げた自信は確実に成果を生み積み残した不安は確実にピンチを生み容赦なく襲ってくる。練習は普段の日常にありとして設けた行動基準6S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、スマイル)の話も興味深い。すがすがしく明るく振る舞う。顔が晴れやかである。すなわち顔晴ることを意味するスマイルはいいなと思いました。 この他にも色んな監督さんの話がつづられています。熱い話に弱い自分は一気に読んでしまいました。ぜひ読んで見てください🌟。